いつかはきっといいことがある。

2/8
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/21ページ
いつかはきっといいことがある。 不幸があったあとは、必ずいいことがる。 なら、いいことがあったあとは? また、不幸が待ってる。 人生、山あり谷あり。 でも、不幸の方が多い気がする。 それはさ、人間は辛いことの方が覚えてるからだよ。 なんで? さぁ?そこまでは知らない。 なんかさ、人間って変な生き物だよね。 だから、成長するんじゃない? 本当にいい奴とか、本当に完璧な奴がいないみたいに、本当に幸せな奴なんかいないよね。 そりゃあね、自分は幸せだって思って生きてる人はいると思うよ? ふーん…でもさ、それって難しいよな。 なんで? だって、不幸なことも幸せだって思わないと無理じゃない? うーん…どうなんだろ?些細なことでも、幸せだって思えるってのが、大事なんじゃない? …幸せってなんだろうな。 なんだろうね。 いいことのあとに、不幸があるなら。 不幸があったあとは、必ずいいことがる。 なんて、誰が言ったんだ…。 人生、山あり谷あり。 なんて、誰が言ったんだ。 幸せの先にある不幸を味わうために、幸せになるなら、ずっと不幸なままでもいい。 幸せの先に、絶望しかないのなら、絶望のみの人生がいい。 それが“当たり前”になってしまえば、幸せを知ることのない人生ならば、悲しみも憎しみも生まれないかもしれない。 それなら、幸せなんかなくていい。 山の頂上にたどり着けなくても構わない…。
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!