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「優斗、墓場まで持って行く秘密の話だ。男と男の約束、お前、出来るか?」
ある日突然、おじぃちゃんから言われた言葉。
「えっ?」
体調不良で検査入院した、おじぃちゃんのお見舞いに行った時、こそっと俺に言った。
突然の問いかけに驚いた。だけど、俺はおじぃちゃんの事が好きだし、尊敬もしてるから、おじぃちゃんの顔を見て言ってやった。
「出来る!」
おじぃちゃんは優しく微笑み、何度も頷きながら
「ありがとうな。」と言った。
内心、ドキドキものだった…。
だって…墓場まで持って行く男と男の約束だぜ?
ハンパないだろ。どんな秘密の話だよ。
ああ、おじぃちゃんの話を聞くまで俺はドキドキしてんのか。どんな事だろう…。余計な想像はやめよう…ムダだ。じぃちゃんが喋るまで待とうホトトギス…By俺!
おじぃちゃんが退院して数日後、散歩に誘われた。
とうとう来たか!
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