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式も滞りなく終わりふたりの元には多くの人が集まってる。
「……なにやってんだ?あの馬鹿コンビ」
「……真絋が言うかね?そういうこと?」
啓太と佐久間がなにか騒いで悠太さんと達樹に拳骨を落とされるのを傍目で見ていると陸から呆れた声が帰って来た。
「…………」
「…な、なんだよ!」
急に黙った俺に陸は身構えた。
「いや、こういう軽口を陸が叩くの珍しいから…いつから壁を感じてたし」
陸は俺の手を握った。
「うん、僕も以前より真絋が近くに感じるよ」
他人の原稿を書き直すこと。また、ある文章を目的に沿って書き直すこと。
人間関係とはそう言うものかもしれない日々変わり行く日常ともに変わり行くもの。
俺と陸が恋人となって、颯希とは親子になったようにこれからも新しい繋がりが増えてまた新しい人間関係を書き足して行く。
陸…君とともに…。
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