第一章 目覚め

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10分、20分経っても一向に復旧の兆しがなかった。 なぜだろう??不安に思ったボクは、キャンドルを片手に一階へ降りていった・・・すると、父、母、ニャミタスが、リビングで懐中電灯などの照明器具を使用し長テーブルに腰掛、何やら怪談話をしていた。 ボクは、「ボクも混ぜてよ」と言った。 家族は、すんなりとボクを座らせた。 すると、母が「キャンドルの火を消しなさい!!」と怒鳴ったのだ。 ボクは、何故かと理由を聞いた。だがしかし、理由は聞けないまま、危ないから火を消しなさい。とだけ言われたのだ。 ボクは、母の指示通りキャンドルの火を『フッ』と吹き消した。 母は、懐中電灯を変わりにボクにくれた。
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