境界線-2人の季節-

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「ふぁー」 「眠い。」 朝、友梨を迎えに来た。 「あ、陸おはよ。」 「はよ。」 まだ眠いのか目を擦っている。 「だいじょぶか?目の下隈できてるぞ。」 それにすごく顔色が悪い 「あー考え事してて眠れなかった。」 「なに悩み事?おれならいつでも相談乗るからな」 そう言って笑う。 「ありがと。」 ふたりで歩き出す。 まだ朝日が昇っていない暗い道。 いつまで続くかわからない。 できたらずっと続けばいいのに……
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