episode185 フェミニストと訳ありの生贄②
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「違うんだ……こんなこと……」 声にならない声で訴えるも 徐々に唇が震えて。 「僕は……どうなるの……?」 視界も狭くなってゆく。 僕が最後に聞いたのは 「救急車は呼ぶな!」 と――。 周囲に冷たく言い放つ王様の声だった。 いよいよ 見放されたのかもしれない。 次に目を開けたら 僕は誰とどこにいるのだろう? だけど一旦ここで フェルマータ――小休止だ。
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