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男は自分に向けられる5つの銃口を眺めると、直ぐに裏からスーツの男が連発式の散弾銃を持って出てきた。
ボルトを引いて弾を装填すると、ボディーガード達に向けて撃ちまくる。
ボディーガードは直ぐに腹に細かい弾を受けて倒れた。
そして今度は中年に向ける。
「私をなめないほうがいい」
男はナイフをしまった。
中年は男を睨みながらマグナムを戻すと男から離れる。
「これで終わりじゃないぞ」
中年はそう言うと、急ぎ足で店を出た。
「あ、コーヒーは……」
オーナーは置いてかれたコーヒーを見て言ったが、諦めて自分で飲んだ。
「戻れ」
スーツの男は裏に戻った。
「もうあんな奴はごめんだ」
「いつも悪いな」
「本当ですよ」
オーナーはペプシをグラスに注ぐ。
「さて、死体処理してくれ」
男が言うと、オーナーがペプシを飲みながら4人の転がったボディーガードを見る。
ペプシを男の前の机に置くと、指を鳴らした。
裏からスーツの男が出てきて、オーナーと一緒に死体を地下の貯蔵庫に運んだ。
「いつもありがと」
男はオーナーのペプシを飲んだ。
2人が戻ってくると、スーツは裏に行き、オーナーは空のグラスを眺めた。
「飲みました?」
「うまかった」
オーナーはうんざりした顔をすると、グラスを持って流し台に持って行った。
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