第3章

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僕は仕方なく椅子に座った。 ママが椅子に座ったのを確認して、頂きますっと 言って食べ始めた。 ママも頂きますをいって食べ始める。 「今日、パパは何時ぐらいに帰って来るの?」 「確か、7時ぐらいには帰ってくるって 言っていたわ」 こんな、強敵が現れた時いつも助けてくれるのは パパだった。 嫌いな物があった時、パパが沢山食べてくれた。 ゲームでクリア出来ない時も オンライン通信で助けてくれた。 パパは僕にとっての英雄なんだ。 パパが帰ってくるまでに、 ご飯と味噌汁を片付けなければならない。 ご飯と味噌汁に集中攻撃をかけていると、 ママが訊いてきた。 「ユウちゃん、鍋を食べなさい。 ママが今日死に物狂いで買った特売のお肉を 食べなさい」 ママが怒っている。鍋に手をつける事にした。
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