第1章
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彼女が初めてこの店に来た日、 それは僕が彼女と話した日。 一緒に来ていた友人が なかなか注文が決まらなくて 彼女は飽きれてた。 でも、優しい顔だった。 「ハタノは何にするの?」 まだ決まらないの?と聞く彼女に 友人は問いを返す。 「ん?私は、蜂蜜ラテ。」 「……ハタノさん、蜂蜜ラテで。」
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