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面倒くさい。 なぜ、2回も高校生しなきゃいけないのか... --1か月前-- ?「お前、来月から高校生な」 『はあ??何なんですか急に…てか来月から俺は大学生のはずですけど』 ?「仕事だ。どうせ学生なんだから一緒だろ」 『大学生と高校生はだいぶ違うと思いますけど』 ?「細かい事は気にするな」 『気にします』 ?「命令だ」 という訳で大学生の俺が高校生に。 ちなみに俺に命令してきたのは一応、上司。 俺の仕事はいわゆる秘密警察ってやつ。日本でも選りすぐりのエリート達が所属していて、構成は5人チームがいくつか。正確な数は各チームのボスしか知らない。 俺に命令しやがったのは俺の所属するチームのボスだ。 ボス「入学式遅れるぞー」 『うるさいです。知ってます』 ボス「かわいくねえなぁー」 『俺はかっこいい系ですから』 ボス「顔の話じゃねえよ」 『行ってきます』 ボス「おい」 --入学式-- 次は新入生代表の挨拶か。てか眠い… 司会「新入生代表。伊藤 慧(いとう けい)」 って俺、新入生代表ぉぉ?? ボスめ、恨んでやる。 『はい。』 仕方ないそれっぽい事言ってやり過ごそう。 『暖かな春の日差しが降り注ぐ中、この様な盛大な式典を開いていただいた事心から感謝いたします。……新入生代表、伊藤 慧』 疲れた。マジでボス次会ったら許さない。 やっと終わったぁ。例によって校長の話長いし。 次は教室か。 担任「入学おめでとう。俺はこのクラスの担任の泉 祐也(いずみ ゆうや)だ。1年間よろしく。じゃ、まずは自己紹介から。出席番号1番の伊藤からだ。」 『伊藤 慧です。趣味は音楽を聴くことで、スポーツはサッカーやってます。これからよろしくお願いします。』 クラスメイトは36人か。多すぎず少なすぎずって感じかな。見たところなんの変哲もない普通の学校だし、仕事しやすいかも。 一部を除いて。
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