第8章:最後に選ぶのは?

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ぱっと唇が離されると彼はいう。 「好きじゃない人にキスなんてしないでしょ」 え……。 じゃあ私、自惚れてもいいの? 「あの……私……」 「拒否なんてさせないよ?」 「そうじゃなくて……あの、あの 好きです……!」 ぱっと彼の顔を見て言うと あまりにも恥ずかしくて やっぱりうつむいた。 「ふっ、僕が告白したんだけど まあいいや。」 ぎゅっ。 「こうすれば、僕もいいやすくなるしね」
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