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「好きです、吉田さん
付き合って下さい」
有川くんに包まれて、そんなこと言われて
私は嬉しくて彼の背中に手を回すと
小さな声ではいと返事をした。
なんだか有川くんと付き合うなんて夢みたいで
幸せで……
私、こんなんでこんな幸せでいいのかな。
そう思っていたら、彼は突然言った。
「タピオカ飲みたい」
「へっ……あ、はい!」
そういえば、助けてもらったのに
有川くんにおごってなかったな。
「行こうかタピオカ屋さん」
意外とタピオカにハマったのかな?
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