第8章:最後に選ぶのは?

38/52

254人が本棚に入れています
本棚に追加
/444ページ
「好きです、吉田さん 付き合って下さい」 有川くんに包まれて、そんなこと言われて 私は嬉しくて彼の背中に手を回すと 小さな声ではいと返事をした。 なんだか有川くんと付き合うなんて夢みたいで 幸せで…… 私、こんなんでこんな幸せでいいのかな。 そう思っていたら、彼は突然言った。 「タピオカ飲みたい」 「へっ……あ、はい!」 そういえば、助けてもらったのに 有川くんにおごってなかったな。 「行こうかタピオカ屋さん」 意外とタピオカにハマったのかな?
/444ページ

最初のコメントを投稿しよう!

254人が本棚に入れています
本棚に追加