腐敗が止まらない…

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そのあと、校長と学園長の挨拶があり、その時も大きな歓声があがった。イケてるおじ様だった、略してイケオジ。なんだ、この学園はイケメンでないと雇ってもらえないのか。 入学式が終わって、校舎の掲示板に貼ってあるクラス表を見に行った。人がごった返していたから見にくい。それと、ここからでも分かる通りとても個性的な級友たちだと思う。 向こうには2m以上はある全身鎧の様な筋肉を付けた奴や、女の子と見違うキラキラした男の娘や、無駄にイケメンオーラを振り撒いているなんかナルシストっぽい奴、オタク独特の熱のはいった喋り方で議論している奴らに、早速腐男子同士で仲良くなっている奴らに、メンバーが個性的過ぎる。 俺や騎士(ナイト)君なんか、埋没して霞んでしまうほどの強烈な同級生たちだ。 騎士(ナイト)君が、人に押しつぶされてアワアワとしていたから離れないように手を掴んだ。その時、えっ?みたいな顔で見られて、ちょっと青春っぽいと思った。その、キョトン顔可愛いとか思ったりしながら人が空くのを待っていると、尻のほうでガサゴソとしているのを感じとった。 んっ?なんだこれ、ガサゴソすんな。 尻の形を確かめるように全体を撫でられて、俺が反応しないのをいいと思ったのか、段々と動きが大胆になってきた。 てか、痴漢かい!この状態、絶対に男だし同学年じゃん!!おいおい、もっと痴漢するのに最適な奴がいただろうが。俺が痴漢している手の動きとか、やられてる奴の反応とか見るからさぁ! あと受けみたいに、可愛らしい反応とか出来ないからゴメンネ。やだ…///、嫌なのに反応しちゃう!、みたいな無自覚淫乱野郎じゃないから(笑) 手叩き落としていいかな?
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