~春の目覚めの唄~

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神猫という守り神に会うことより、大切な人と一緒にいるほうが幸せなのを僕は、その日に知ったんだ。 その日、満開の桜を見ることが出来たのは僕たちだけだった。 それは、僕の青い春の目覚めだったかもしれない。 神猫のクロとシロにそれから会うことはなかった。 でも、僕もいつか、お父さんになったら僕の子供に言うんだ。 「いい子にしてたら、神猫に会えるよ」って。 おしまい♪
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