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「んむ...でも、美味かったぞこの野菜ジュース?」
ゴクゴクと飲み干す金髪の子に少し怒りが出てきそうになる翔太郎。
「あー...もう次からあんた人んちの飲み物飲むの禁止!それから勝手に人の家で暴れないで!近所迷惑とか近所迷惑って人に言われるかもだし!」
「ふーん翔太郎は近所に迷惑だから気にするのかぁー...」
失言した言葉にニヤニヤしながら突っ込む金髪の子。
「そ、そうじゃないけどさ!てか...そういや、あんたの名前知らなかったな...名前なんていうんだ?」
慌てて話題を変えるように聞き返す翔太郎。
「私の名前か...。あぁ名乗ってなかったし失礼だったな。折角だし名乗らせてもらうか。」
と言い出すとその金髪少女はソファーの上に立ち上がり凛々とした様子で立ち上がる。
「....??(へ...?いきなりソファーに立ってどうしたんだ...?)」
何やらその様子を変な様子に思え横から困った顔で見上げる翔太郎。
「私の名前はな...ステラ=シーヴァ=ソリューショナと威厳のある後に(のち)伝説の魔法使いとなる黒魔法使いだあぁぁぁぁああぁー!!...この伝説の魔法使いに出会えた事を誇りに思うがいいぞ....。フフフフフ...」
とズビシッと誇らしげに顔を決めクールそうな顔でこちらで見つめる彼女であった。
「お、おう....」(なんで叫び自慢げに言ったよ。)
しかし、翔太郎にはいきなり過ぎて何がなにやら話すらついていけずにいた。
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