三月の蛍
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寝返りを打った太い腕が、私の体に絡み引き寄せた。 無意識下ですら愛情を伝えてくる人。 本当に、私は愛されている。 でも、パジャマに移った煙草の香りが私を包む。 私を見ていない証拠に、私は包まれる。 それでも、この腕の中で眠れるのだから、やっぱり私は幸せで。 果てしない時間を思いながら、ゆっくりと目を閉じた。
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