三月の蛍
10/12
読書設定
目次
前へ
/
12ページ
次へ
当たり前になりすぎている自分という存在が、哀しい。 そう言えたならよかった。 でも言えない。 それを言うには、私はちゃんと幸せで。 そう思えば思うほど、何も言葉は出てこなくなった。 残りのコーヒーを飲み干した。 今さら、一緒に飲み込むものはなかった。 「先、布団入るわ。」 「あ、俺ももう寝る。」
/
12ページ
最初のコメントを投稿しよう!
4人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
27(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!