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いつも通りの軽快な掛け合い。
誰が見たって、仲のいい二人。
自分たちでもそう思う。
毎日幸せだと思う。
でも。
ほんの僅かな隙間に気づいているのは私だけ。
その隙間風を受けて、冷えていくのも、私だけ。
手に持つカップの中で、暗い水面が蛍光灯の灯りを浮かべて揺れている。
ゆらゆらと歪むその光は、何かに似ている気がした。
これからもずっと、こんな時間が続くんだろうかな。
それは、幸せなのに、果てしない。
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