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しばらく歩くと密集していた木が
段々少なくなってきた。
次第に差し込む日の光が強くなる。
「何か違和感を感じる。
雄大、ここからは慎重に行こう」
ヴァースの表情はかなり警戒しているように感じる。
またグウェイトのような生物がいたらどうしよう……
もうあのような恐怖は味わいたくない。
できる限り気配を消しながらヴァースの後に続く。
しばらく進んでいくと、木があまり生えていない
湿地帯にたどり着いた。
その湿地帯の真ん中には灰色の石で建造されている
遺跡のようなものが建っていた。
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