第二章

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災いを呼ぶモスマン モスマンを調べていたメアリー・ハイアという女性がいます。 彼女はシルバー橋の事故直前に、橋が倒壊する夢を見たり、UFOを目撃したりと、不可思議な体験をしていました。 そんなある日、彼女のオフィスを全身黒ずくめの人物が訪れます。 「私はジャック・ブラウンです。あなたが目撃したものに興味があるのですが…」 ジャックの出現を機に、モスマンの目撃者に様々な災難が降りかかるようになりました。 あいつぐ脅迫電話や無言電話が原因でノイローゼになる人や、離婚してしまう人。 事件から半年後に亡くなった人もいます。 メアリー自身も黒ずくめの男たちによる執拗なストーキング行為を受け、事件から3年後の1970年に謎の死を遂げたのです…
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