登場人物紹介

登場人物

ファニー・ルル・ミスト・リラ
性別:女性 年齢:11歳
リラ王家の一番下の娘で、アロイスの唯一の妹。
ワンレングスのプラチナブロンド。翡翠の目。年齢の割にとても大人っぽく、深い考え方をする。冷静沈着で頭がとても良い。読書が好きで、11歳にして読んだ本の数は数しれないほど。そのせいで若干が目が悪い。たまにメガネ。恋愛なんて今は全く興味ないわと思っている。そのくせ意外とドジっ子。そのせいか王道的恋愛を行く。

エドガー・ミスト・リラ
性別:男性 年齢:49歳
リラ王家現当主にしてリラ王国現王。
灰色の髪に翡翠の瞳。 心優しく、穏やかな性格をしており、アロイス含め子供たちや国民、妻を心から愛している。争い事を嫌っており、血を苦手とする。かなりの心配性。娘達が嫁入りするときは必ず泣く。リラ王家に代々伝わる罪を知っていた。が、まさか自分の子に宿るとは思っておらず、アロイスが生まれた時はひどく恐れ、それを恥じてしまった。
今ではそのこと自体をそれよりも恥じ、アロイスに贖罪している。
リラ王国には婿入りした身なので、王家の血であるプラチナブロンドの髪を持っていない。

マーサ・ガロ・ミスト・リラ
性別:女性 年齢:45歳
リラ王国現王妃。
プラチナブロンドのくるくるの髪に、青い瞳。微かに灰色がかかっている。若い時は大陸三大美女として有名だったほどの美姫。今も普通に美人。可愛い系。ダイナ妃とはかなり対照的な性格をしている。わかりやすいほど素直で、心配性。そのくせ決断は大体マーサ王妃が行うことが多い。
アロイスを森の奥深くに隠したことを、その日からずっと後悔してきた。そうして数々の葛藤の末、「本当の鬼は自分たちである」との結論に至った。彼の幸せを何よりも願いつつ、運命が彼を殺すことを悟っている。