2005人が本棚に入れています
本棚に追加
あ、もしかしたら、僕……誰かに凭れちゃったのかな?
すると次の瞬間、いきなり僕の身体に何かが触れてきた。
「んっ……やっ……」
しかもそこは、信じられない事に男の僕としては、大事な場所だったりする所で……。
「キスしただけで、こんなに感じてるんだ? 戸波、可愛い」
少し楽しそうな声で、さっきの人がそう言った。
感じてるって、何が?
一体、何の事?
「あっ……やっ……はなっ……して……」
何回か僕の大事な所に触れてきて、上擦った声でいやいやしたけど、止めてくれない。
触れられる度に僕は、失いそうになってた意識取り戻すけど。
それでもまだ、完全に戻った訳じゃ無い。
そして、必死に抵抗はした。
「戸波、大丈夫。怖くないよ? それに、このままじゃ……戸波だって辛いだろ??」
辛い?
そんなの、今の状態の方が辛いよ。
もう、どうでもいいから早く……離して欲しい。
「いやっ……はなしっ………てっ……んっ……あっ……」
「怖くない、怖くないよ。だから、少し大人しくしてて」
怖い、怖くないの問題じゃなくて……。
最初のコメントを投稿しよう!