おまけ

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   「後ろ姿」の瀬戸バージョン。 調子にノッて書きました。(過去の私がw) おまけ3 【ガラスに映るうさぎ】※瀬戸視点 俺は、さっきから笑いたくてたまらない。 向こうは気付いてないと思ってるみたいだけど、本当は気付いてんだ。 俺の後ろに、好きな奴がついてきてるって事……。 しかも、戸波……俺が気付いてないと思ってるから、普段は俯いてるのに、今はジッと俺の背中を見つめてる。 その光景を映してる窓ガラスから、戸波の顔を俺が見てるとも知らないで……。 ホント、戸波って可愛い。 顔っていうか、仕草とかが無性に可愛いいな。 いつもならこんな時は、俺が直ぐに戸波を呼んで、ギュッと抱きしめるんだけど、こういうのもいいなって思ったりして……。 だけど、こうしてるのも限界みたいだな。そろそろ気付いて欲しそうな顔してる。 あんな顔、見せられちゃたまんないな……。 「戸波?」 「えっ?」 俺が呼んで振り返ると、戸波はビックリした顔をして、慌てて俯いてしまった。 あぁ、やっぱり可愛い。 思わず笑ってしまいそうだったけど、我慢して、芝居をしてみる。 「俺の後ろ……居たの? 気付かなかった……」 少し目を見開いて、まるでさっき気付いたかの様に装う。
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