2005人が本棚に入れています
本棚に追加
俺……もう、鼻からの大量出血で、死んでもいいかもしれない。
ん? でも待てよ?
鼻血……出そうだけど、このまま出したら優にかかってしまうな。
そんなのはダメだ! 我慢しとかないと!!
それに……今死んだら俺、後悔する事山ほどあった!
生きてるうちにする事は、しとかねぇと。
「んっ……」
やっぱり柔らかくていいな~。優の唇……。
ちゃんとキスする時は目を閉じるし……。本当、可愛い!
だけど、このまましてたら、ヤバイだろうな~。
放課後で誰も居ないとはいえ、ここは学校の廊下だ。
名残惜しいけど……もう離さないと……。
「蛍……ちゃん……」
なんだ、なんだ?
今日は俺のラッキーデーなのか? おいし過ぎる。
こんなに優が俺に甘えて……キスまで強請ってくるなんて……!
俺……鼻血だけで済まなそう……。
「……優、可愛い」
優にニッコリ微笑んだ後、俺は優の望み通りの深いキスをした。
俺のうさぎは、それに満足していた。
勿論、それだけじゃ済まない俺は、その後に及ぶ行為が優にバレ無い為に、平静を装わないとと思いながら、これから優を家に連れ込んで、あれこれして……という事まで、考えてるとは知らずに……。
≪終わり≫
最初のコメントを投稿しよう!