おまけ

10/11
前へ
/183ページ
次へ
   俺……もう、鼻からの大量出血で、死んでもいいかもしれない。 ん? でも待てよ? 鼻血……出そうだけど、このまま出したら優にかかってしまうな。 そんなのはダメだ! 我慢しとかないと!! それに……今死んだら俺、後悔する事山ほどあった! 生きてるうちにする事は、しとかねぇと。 「んっ……」 やっぱり柔らかくていいな~。優の唇……。 ちゃんとキスする時は目を閉じるし……。本当、可愛い! だけど、このまましてたら、ヤバイだろうな~。 放課後で誰も居ないとはいえ、ここは学校の廊下だ。 名残惜しいけど……もう離さないと……。 「蛍……ちゃん……」 なんだ、なんだ?  今日は俺のラッキーデーなのか? おいし過ぎる。 こんなに優が俺に甘えて……キスまで強請ってくるなんて……! 俺……鼻血だけで済まなそう……。 「……優、可愛い」 優にニッコリ微笑んだ後、俺は優の望み通りの深いキスをした。 俺のうさぎは、それに満足していた。 勿論、それだけじゃ済まない俺は、その後に及ぶ行為が優にバレ無い為に、平静を装わないとと思いながら、これから優を家に連れ込んで、あれこれして……という事まで、考えてるとは知らずに……。 ≪終わり≫
/183ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2005人が本棚に入れています
本棚に追加