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ジェイソン村殺人事件[ホワイトハウス・ブラックハウス]
これは、ある精神的な病から、魂を悪魔に支配された少女の記録の物語である……。
都心から田舎の北国の、とある村外れに[白い洋館]が建てられた。
そこへ、越して来た外交員の家族4人。
(父母、子2人:女の子と男の子)
当時、洋風の建物は珍しく。
そのコンクリートの佇まいは、
日本家屋の多いこの地域では、一際、異彩を放ち、大衆の目を惹いていた……。
どこぞの大金持ちが引っ越してきたのか?と、地域の人々の注目の的であった。
しかし、その後、近隣の村で事件が起こる。
ある晩の事、その村の人々は、一夜にして皆殺しにされたのだ!!
そう、たった1晩で、村は滅び、ゴーストタウンと化したのだ……。
そして、その[白い洋館]に住む家族達もまた、何者かによって惨殺された。
その異変に、気づいたのは、1日に、朝、晩の2度だけ、村を訪れるヤクルトレディの、御成 真寿代(おなり ますよ)だった。
真寿代は、いつもの様に、朝の業務に向かうが、どこか様子がおかしい……。
その日は、妙に静かであった……。
※御成真寿代(30代主婦)旧姓は早乙女真寿代(さおとめますよ)。
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