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「そういえば、芭蕉さんの種族って…」
「私は半人半霊だよ」
「…?」
「この通り、私の周りにはこの半霊というふわふわした何かがある、私、ここにどうやって来たか…私の元の世界が何だったのか…覚えてないんだ」
「…え」
「だからこの店を開いたんだよ、情報収集とかのためにね…まぁ、今はそんなのどうでもよくなったけど」
「…そうなんですか」
「さぁ、今日はもうお帰り、また明日よろしくね」
「…はい」
フブキは店を出ていった
「自分の世界を忘れたなんて…そんなこともあるんだな…よし、私がせめて、芭蕉さんの力になってあげよう」
翌日
「おはよう、今日もよろしくね」
「はい」
今日も「松ノ木」は開店する
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