【あとがき】

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これを執筆していた現在、ある大人物の覚醒剤使用が大きく取り沙汰されており、こういう物に対して子供のうちから知っておいて欲しい… そんな想いから書き上げました。 特に、思春期の終わりには、経験上、覚醒剤だけでなく、様々な誘惑があります。 心や体が成長し、活動範囲が増えるにつれ、目に見えない落とし穴に気付かず落ちる事もあり得ます。 更に、怠けて何も考えずにいると、暗い闇の奥の奥まで引きずりこまれる事も。 そんな事にならないよう、子供の頃から、そんな社会の闇に対抗出来る、心構えの入門編として、本作が皆様のお役に立てれば…と願うばかりです。 そして、現在、何らかの穴に落ちている人に、努力や心構えを変える事で、いつか必ず出られる事を知って欲しくもあります。 お話の中の白いモグラは、よく読めば天使でも善人でも無い事に気付かれるかと思います。 彼は、努力を怠り、考える事を怠った為に堕ちてしまい、後悔に苦しむ、もう一人の貴方です。 このお話を読んでくださった皆様と勿論、私も、この先、不思議穴に落ちないよう…祈りながら締めくくりたいと思います。 読んで頂き、本当にありがとうございました♪
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