白と黒。

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先輩曰く、「俺の主成分は珈琲だ」と。 わたしは思う、『ミルクと砂糖をガンガン入れて、生温くなったソレは珈琲とは呼べないのではないか』と。 *** 我が大学にはカフェがある。 洒落た名前だが、食堂の一画でパンを売り、珈琲、紅茶を売るだけのイートインスペースじゃないかとわたしは思う。 わたしはそのイートインスペースで、パソコンをひたすら打ち込んでいた。 今期のレポート課題は多すぎる。 テストを避けるとレポートが増えるし、レポートを避けるとテストが増える。 当たり前なのだが、こうも課題、課題、課題だと息をしているのかいないのか分からなくなる。 嗚呼、煙草が吸いたい。 呼吸をするのように当たり前に煙草を欲する身体を呪わしく思う。 当たり前が憎い!
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