第1章

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か、覚悟は出来ている。 さあ、僕の魂を煮るなり焼くなり何なりとするがいいさッ!! ――ゲップう……。 それじゃあ……いただくとしよう……。 ――(なんて、無理だ……もう、吐きそうだよ……)  ん?どうした!? さあ、早く!!蒸すなり、燻すなりなんなりとッ!! (……喰えるわけないだろう……ま、まずい、このまま魂を食べれず残してしまったら、憲法違反だ!!無理してでもたべなきゃああ!!) と、その瞬間だった。 ――「ゴゴゴゴゴッ,,,,,,」 わ!?何だ!地震か!? 「ゴゴゴゴゴゴ,,,,,,」 突如鳴り響いた地響きと共に辺りは真っ暗になった。  ――こ、これは!? ま…まさか……! よおおおしいいだああああああ!!!! お、鬼先生ッ!!? 空を仰ぐと、そこには巨大化した鬼先生の…… いや、鬼の姿がそこにあった。
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