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高麗もプロの意地を見せていた。
「では、外は木造建築ならば自由ですよね。
この星で生活できるように、基地を作ります。
それと、この敷地内に常に一名待機させます。
庭に居ることをお許しください」
「それは構わないよ。患者も安心するだろうしね。
それに、大和や、響紀が居ると、女性の患者は喜びそうだ」
桜川は、高麗しか見ていなかった。
では基地を作るかと、外に出てみたが、この胞子が本当に厄介であった。
ゴーグルにマスクで防護しながら、森を進む。
どの位置に基地を作るかは、だいたいは決めていたが、あとは高さであった。
壁を作り、胞子を入らないようにはするが、
すぐに生えてきそうであった。
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