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そこが、どれだけ敏感かは俺も知っている。
入れる苦しみも、怖さも知っている。
相手が好きだから、耐えるのだ。
俺は、小型船を基地の予定地付近に着陸させると、外に出た。
すると、同じく、キレてしまっていた響紀も待機していた。
「見たのか?」
「見ました。亜空間は共有ですから」
今、亜空間を使用してもいいという、鬼城の許可が出た。
A級が多いので、通信不能と伝えていたので、
最低限ならば、亜空間を渡してもいいという許可も同時に出ていた。
「行くか」
亜空間に消える。
そして、高麗の映像を通り、室内へと移動した。
亜空間は消滅の危険があるので、瞬間移動には使用しないが、
危険を承知して移動することもできる。
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