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桜川の体が進む。
しかし高麗の体は容易に開かず、桜川が少し動くと、
絶叫していた。
じわりじわりと、侵入を許す高麗が、
桜川の突然のキスに驚いた瞬間、目を見開いて固まった。
高麗は、桜川を埋め込んだのだ。
体の中に他者が存在することは、男としては、想像もできない恐怖だ。
高麗の目が、ゆっくりと自分の下半身を見ていた。
そして、又、何かを叫んだ。
高麗は、幾度も幾度も突き上げられ、
体位を変えては又突き上げられていた。
桜川は、しつこく執拗で、やがて高麗から声が消えた。
高麗は嗚咽だけになったが、まだ続き、
やがて動かなくなった。
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