第五章 桜川 伊都(さくらがわ いつ)

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「脳は生体型が良いでしょう。 ついでに、高麗の身長も少し伸ばしてやってください」 「身長は無理だけど、他は参考にするよ。 面白いね、亜空間使いって、人間ではないみたいだ」  近寄ってきた桜川から避けるように、響紀は俺を部屋の外に連れ出した。 「帰りましょう、大和」  ここにいても、俺に出来る事はない。
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