第六章 夜咲く花と、 散る花と

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 その後も、亜空間への桜川のデータ保存が続いていた。 早く、姶良に頼まなくては、この、夜の情事日記は辛すぎる。 「大和様、木を切ってください」  寺内は、平気で俺を雑用に使う。 俺は、図面を確認すると、糸を出し、不要な木を上から伐採してゆく。
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