第六章 夜咲く花と、 散る花と

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「俺よりも信頼されている?」  俺は、高麗にそんな信頼を寄せられた事はないような。 「プライベートだから、安心しきっているのでしょうよ。 高麗は、大和も信頼した目で見ているけど、 桜川に対しては愛情かな」  他のデータを開くと、そこには、夜の続きがあった。 高麗の体を労りながらも、 桜川は高麗としっかり繋がる事を常に望んでいた。  高麗も、桜川を求めるようになっていた。
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