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「……時季、亜空間から桜川が攻撃を受けると、
響紀に連絡して欲しい」
宇宙空間にはソニアが待機している。
ソニアならば、どの宇宙船よりも早く、攻撃を察知するだろう。
しかし、亜空間から攻撃機が出現したとなると、
桜川の星では迎撃できる術がない。
亜空間を移動には使用しない。それが、鉄則でもあった。
移動は可能だが、消滅する危険性が高い。
どこが、そんな危険な真似をするのか。
賞金によっては、どこでもするのか。
「時季、桜川付近の亜空間を全て閉じる。そう、桜川に忠告して欲しい。
俺は、亜空間に入り、閉じてくる」
俺が立ち上がると、
時季の顎に俺の頭が激突していた。
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