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針の穴とは誰のゲートであったか。
一番近いのは、やはり一羅であった。
俺のゲートは、目の形で現れる。
一羅は現在、ゲートを操る事ができないので、形状が変わる事がない。
ならば、俺のゲートで上書きする。
そして閉じる。
飛んで来た戦闘機は、他の亜空間へと流しておく。
永遠の暗闇を飛び続ける事になるだろう。
「時季、亜空間を閉じた。響紀の方は無事か?」
コクピットに出ると、ソニアの映像が流れていた。
戦闘機は三機ほど出てしまっていた。
ソニアが宇宙から、地上で百武が応戦している。
響紀も戦闘機で応戦していた。
今まで、戦闘機に乗っていたのは、俺か時季が多かったので、
響紀も苦戦していた。
響紀が戦闘機、すると、姶良がソニアの操縦をしているのか。
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