第六章 夜咲く花と、 散る花と

26/30
前へ
/306ページ
次へ
 首を舐められて、俺の服が脱がされてゆく。 時季の頭を抱き込むと、 時季の手が俺のズボンを脱がしていった。 「大和、これでは背中が痛いだろう?今日は抱っこの状態でするか」  時季に抱き込まれて、膝に乗せられていた。 正面で向き合うと、すごく恥ずかしい。 それに俺の体が、あれこれ出来ると言える程、開発されていない。 入れるだけで、限界なのだ。 「大丈夫、無理はさせないよ。 シェリエの生粋は、結構鈍くてね、なのに、壊れやすい」  鈍いとは何だ。  指で後ろを突かれると、思わず時季に抱き付いていた。 「そのまま抱き付いていてね。今、慣らしてあげるから」  腰を支えられて、指を挿入されていた。 何度やっても、これだけは嫌であった。 やはり排出する機構は、入れるという事が不快であるのだ。
/306ページ

最初のコメントを投稿しよう!

82人が本棚に入れています
本棚に追加