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でも執拗にいじられていると、次第に痺れてくる。
痺れてきても、時季は焦らずに、
ゆっくりと俺の首や肩を舐めてキスしていた。
「やっぱり鈍いよね。
痛い時は痛いと言ってもいいよ。苦しい時もね」
何度も、鈍いとは何だ。
しかし、確かに鈍いかもしれない。
感覚が失せてゆく感じがしていた。麻痺してきたのかもしれない。
「大和に感じ方を教えてゆくよ」
何をするつもりであろうか。
感じ方などあるのであろうか。
「中だけで、感じられるようにね」
いや、男なので、前で感じたいのかもしれない。
でも、真剣な時季の表情に、俺は観念するしかなかった。
いや、いや、やはり前がいい。
入らない、圧迫される、かなり怖い。
無限の大きさに責められているような気になる。
どこに終わりがあるのか分からない。
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