第七章 燃えるような夕日
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「資産はどう配分するつもりなのかな。 高麗には、ちゃんとした弁護士が必要であるよ」 それは俺に聞いても無理であろう。 「それで、今回の責任を取って、高麗には寿退社を勧める。 高麗は、仕事を放棄した状態にあるだろう。 それなりに罰しなければならないが、 こちらは、桜川という客の顔もたてたい。 そこで、寿退社」
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