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「……伊万里、その方々は何?」
「新人だけどね、今回の仕事は、結構長期戦だろう。
しかも、亜空間が使えるからね、少し教えようかと思ってね」
こんなに新人がいたのか。
一羅の言う通りに、他の仕事も引き受けないと、
皆の生活費が捻出できないかもしれない。
「まあいいか。行こう」
百武が戻る時に、チームを再編成しよう。
宇宙船に乗り込むと、エンジンをかける。
そこで、悲鳴があがったので、
つい次の稼働のタイミングがずれてしまった。
「何?」
「どうも、生まれて初めて宇宙空間に出る新人がいる」
時季も、後ろが気になっていた。
大丈夫なのかと思いつつも、乗せてしまっていたので、船を出発させた。
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