第一章 仕事探しは前途多難

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 三人は、鬼城の頭領、火の屋 武尊(親父)と俺であった。 火の屋は、武尊から息子へ能力が引き継がれたと主張し、 ジュノー家は産んだのはジュリアンだから自分達にも権利があると主張した。 全面戦争を避け、俺を殺すということで和解したともいう。 「ジョン、今更、火の屋と喧嘩するのか?」 「違うよ、兄さん!俺は兄さんが、可愛い!!!!!」  どういう理論なのか、俺にはさっぱり分からなかった。 「ドリウトで食事してから、どうにも気になってね。 兄さんは、こんなに可愛い存在だったかとね。で、納得した。 写真で見ても、画像で見ても、昔から兄さんは絶品に可愛い!!!!」  ジョンはこんな弟だっただろうか。
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