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「兄さん。俺は、毎日、兄さんを生で見ていたい」
それは誤りだろう。
「おかしいかな?と考えたけどね、
映像を見ていたら、全然おかしくなかった。
これは、生で見るものだってね」
生、生と連呼すると、どうも刺身にでもなった気分であった。
「俺は、自分の気持ちがすごく理解できたよ。
そうしたら、いてもたってもいられなくて、
武器を持って家を飛び出してきたよ」
ジョンが満足気に、頷いていた。
本音で言うと、こんな弟はいらない。
「火の屋と戦争?任してよ、兄さん……」
ある意味、ジョンは最強に怖い。
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