82人が本棚に入れています
本棚に追加
「そりゃあ、私と火の屋が大恋愛して造った子供だからね。
産まれた時から、殺し屋に狙われて育ったよ。
感と運と、実力がなかったら、とっくに死んでいただろうね」
ミコトが、嬉しそうに俺に飛びついていた。
「でも、俺、今、大和さんを殺せましたよ」
ミコトが、抱き付いてから妙に冷めた表情になった。
「やってみな」
ジュリアンが、笑っていた。
「え、え?銃もナイフもない……」
習慣で、近寄った銃とナイフを亜空間で保管していた。
一定距離が離れれば、ちゃんと銃とナイフ等、危険物は帰している。
取られたと気がつかいない人も多い。
ちなみに、鬼同丸のメンバーは、
自分の亜空間に最初から武器を保管しているので、安易に奪う事はできない。
最初のコメントを投稿しよう!