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「交渉します!」
時季も響紀も、俺の母親だから従って正座していたのではない。
ジュリアンは、銃器も使うが戦闘機にものる。
かつて、
鬼城から出した大罪人の孝太郎と戦ったメンバーで、
度胸もいいが戦闘センスもすごい。
理由は多々あるが……単純に、ジュリアンは怖いのだ。
「よし。時季、頼む」
でも、ジュリアンの笑顔は花のようで嬉しい。
褒章のような気がする、笑顔であるのだ。
この笑顔のために、ジュリアンの側近は必死で働く。
「響紀。今度の仕事は、響紀がメインだ。
よろしく頼む」
「はい!」
響紀は、立ち上がるとジュリアンと握手をしていた。
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