第2章 砂漠がいいか、ジャングルか

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 どうにか、次の仕事は決まりそうであるが、 道に積み上げられたような機材、これは鬼城が貰ってもよいものか。 「ジョン。ジュリアンはああ言っているけど。 少し支払おうか?」  ジョンは苦笑いしていた。 「まあ、兄さんを奪えたら、 手数料として置いていこうかと思っていましたから。大丈夫です。 それより仕事が心配ですね」  仕事は、時季と響紀が引き受けると決めたならば、どうにかはする。 「それと、兄さん。離れているのは辛い。 この姿を見つめているだけでいいのに! 時々はジュノーに来てくれますか?」  がっしりジョンに抱き込まれる。
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