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どうにか、次の仕事は決まりそうであるが、
道に積み上げられたような機材、これは鬼城が貰ってもよいものか。
「ジョン。ジュリアンはああ言っているけど。
少し支払おうか?」
ジョンは苦笑いしていた。
「まあ、兄さんを奪えたら、
手数料として置いていこうかと思っていましたから。大丈夫です。
それより仕事が心配ですね」
仕事は、時季と響紀が引き受けると決めたならば、どうにかはする。
「それと、兄さん。離れているのは辛い。
この姿を見つめているだけでいいのに!
時々はジュノーに来てくれますか?」
がっしりジョンに抱き込まれる。
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