第2章 砂漠がいいか、ジャングルか

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「珍しいね、百武がここに来るなんて」 「まあ、空気の入れ替えをしようかと思いましてね。 俺も、任務で暫く留守にしますからね」  空気の入れ替えなど、新人の仕事なのだろうが、 百武も鬼同衆の場所に誰も入れたくないのかもしれない。  この大広間に、鬼同衆の面々が戻ってくるのを、俺も夢みている。  七人だったが、賑やかで、派手であった。 特に頭領の五羅がいると、皆、はりきって悪ノリしていた。 「俺達も仕事に行くよ。メンバーは前回と一緒でいい。 ソニアで行く」 「ジュノーの仕事でしたね。悪くはありません。 S級の仕事です」  鬼同丸にも、新人が増えた。 廊下や風呂掃除などを、新人が行っていた。
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