82人が本棚に入れています
本棚に追加
「戦闘モードの後なので、俺も、戦闘か性欲で紛らわさないと、
眠れそうにありません」
響紀も、真面目に恐ろしいことを言う。
でも、この二人を同時に相手にしたら、俺が壊れる。
「では、戦闘で頼む」
時季が首を振っていた。
窓の外では、やはり戦闘にも加わっていた、
袈裟丸が恋人の御卜を抱えて、山に走って行った。
考える事は、時季と同じか。
鬼同衆は、同性での恋愛を禁じているので、
袈裟丸も隠れるしかないのだろう。
ソニアに乗ってもいいと、言っておけばよかった。
ソニアには、袈裟丸の部屋もある。
「あっ」
袈裟丸、山に登ったのはいいが、俺達の視力だと、丸見えであった。
最初のコメントを投稿しよう!