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俺は、障子を閉めると、後ろで同じく見てしまっていた、
時季と響紀を振り返った。
「今日は、おとなしくしていよう。あれ、凄いよね」
「あれ、見て、おとなしくしていろと?」
でも、三人で素直にソニアに向かう。
「でも、俺、抱きたい気分で、される気分じゃない」
ソニアは巨大な宇宙船で、普段は山奥の湖の中に沈めている。
俺達は、鬼同丸に部屋はなく、ソニアで寝泊まりしていた。
山の獣道を歩いているのだが、全く光の無い状態でも、問題はない。
「まあ、御卜に最初に仕込んだのは、大和だからね。
見ていられないだろうけど」
少ないチームで、恋愛など持ち込めないのは、よく分かっている。
もしかして、袈裟丸は、御卜とできていると俺に見せたかったのか。
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