第四章 静かな湖畔

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 他に厨房に緑川と銀狐の源、響紀を補佐する園芸?に御卜と高麗、 情報局の姶良の助手に飯島、俺のメンテの補佐に月森を指名する。 「各自、必要な道具を揃えるように」  仕事に入ると、又、チーム分けを変えるつもりであった。 「では、本日はこれより宴会」  大広間には、鍋を用意していた。 [あ、塩を買い忘れた]  三カ月分の食料となると、 格納庫一杯まで用意しなくてはならない。 他に、機材もある。 やはり、亜空間にも食料を入れておくか。 「大和。今は、準備もいいけど、宴会ね」  時季が、俺に酒を注いでくれた。 「当麻さん、今回は、やぎは勘弁してください。 動物の持ち込みは禁止しますよ」  当麻は、にやりと笑った。 この変わり者の医者は、湾曲した解釈をする。
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